ドクターズコスメって何?

ドクターズコスメ、という言葉が美容業界でブームになっています。ドクターズコスメを取り扱う化粧品会社もずいぶん多くなりました。

ドクターズコスメは、その名の通り、お医者さんが開発したコスメのことです。

専門医が、最先端の皮膚医学・薬学を駆使してつくられたコスメです。

コスメの広告を見てみると、「ニキビあとがキレイに消える!」とか、「長年の悩みだったシミが、この化粧品を使っただけで目立たなくなった!」など、心を動かすような宣伝文句が並んでいます。

でも、宣伝文句につられて実際に使ってみたら、そんなに効果がなかった…とがっかりした人も多いはず。

問題はそこに医学的見地が欠落しているためです。

ドクターズコスメは、単なるスキンケアという域を超えて、最先端科学によって、科学的に立証された理論のもとに作られるものです。

例えば、ドクターズコスメには、皮膚再生能力があるとされ、再生医療として活用されている最先端のたんぱく質を成分として作られた化粧品があります。

再生医療というのは、これまた注目されている医療技術ですよね。

なんらかの病気によって、ある臓器を取り出して、別の臓器と取り換えないといけない。そういう時、一昔前なら臓器移植しか方法がありませんでした。でも他人の臓器を体に入れる臓器移植は、拒否反応の不安がつきまといます。せっかく移植しても、拒否反応が原因で病状が悪化してしまうこともあります。

しかし再生医療によって、自分の細胞から培養して、臓器を作ることができれば、拒否反応の心配がいらなくなります。

臓器移植はもう古い。これからは再生医療の時代だ、と言われています。

そういう、スケールの大きい最先端の医療技術を、スキンケア商品にとりこんでいるのです。

だから効果が見えやすいです。

やっぱり、こういうスケールの大きい化粧品は、お医者さんの知識がないと、なかなか開発できません。信頼性もあり、効果も期待できる、だからドクターズコスメは口コミでとっても効果が高いのです。

具体例を挙げましょう。

★ビーグレン…ドラッグデリバリーシステムを採用

脂の皮膜で覆われた皮膚は、水溶性の成分をはじくという特性があります。だから、スキンケア商品を肌に塗っても、肌の内部に浸透しません。

でも遺伝子治療やがん治療に活用される浸透技術(ドラッグデリバリーシステム)なら、水溶性の成分を皮膚の脂と同じ材質の膜で覆って奥へ届けます。

★muNoage…やけど治療のために開発された医療用再生クリーム

7種類のペプチドを配合した、欧米では多くの医療機関で使用されている医療用再生クリーム「PSP」を使った化粧品を販売しています。

PSPは世界的に有名なスイスのローザンヌ大学で医療用に開発されたクリームです。

ちなみにペプチドには、細胞の働きを活性化させる働きがあります。
東京ミッドタウンクリニックNoageが日本で初めて採用しました。

どうです、すごいでしょう?

それぞれのドクターズコスメで、医学の力をとりこんだ魅力的な成分が使われているので、比較検討して、自分に合ったものを探してみてください。