美白は女性の憧れです。
でも美白と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。
病的な青白いお肌?それとも漂白剤でとことん色素を落とした、キンキンの白?
違いますよね。白くなりたいとは言っても、病的な青白い肌とか、キンキンの不自然な白さにはなりたくないものです。
目指すのは、みずみずしくて健康的、つるりとした肌、ですね?
美白と言っても、必ずしも白さだけを求めるのではありません。健康的に白くなる、それが目標なのです。
スキンケアをしていると、全く別のケアをしているはずなのに、原因は同じであることに気付きます。
シミをケアしたい
↓
シミができるのはお肌の潤いバリアがこわれていて、紫外線がダイレクトに入ってきているから
↓
保湿しましょう
乾燥肌をケアしたい
↓
肌が乾燥してしまうのは、お肌のうるおいバリアが壊れて、そこから水分が蒸発してしまうため
↓
保湿しましょう
といった具合です。
あるいは、
シミをケアしたい
↓
ターンオーバーのサイクルが遅くなっているので、なかなか新しい皮膚が再生されない
↓
マッサージをして細胞の働きを高めましょう
乾燥肌をケアしたい
↓
ターンオーバーのサイクルが遅くなっているので、新しい皮膚が再生されない↓
マッサージをして細胞の働きを高めましょう
つまり、本来の健康的な肌に戻すことが解決につながるのです。
では本来の肌って何なんでしょう。
美白したくて、陶器のような白さをイメージとして追い求めるのではなく、具体的な目標を把握すると効果的です。
私たちの本来の肌の色の基準になるのは、二の腕とお尻です。
これらは紫外線の影響をいちばん受けづらい場所です。自分のお尻を見るのは大変なので、二の腕を見てみましょう。
二の腕の内側の部分と、顔の皮膚を見比べてみてください。
違うでしょう?
腕の肌と顔の肌は全く同じではありませんが、それでもあなたの本来の肌の色は、こうだったのです。
この色を美白の目標にします。
それでは健康的な美白にするためにはどうしたらいいのでしょうか。
ポイントは3つです。
★出す
メラニン色素や角質など、不要物はためずに出す
★与える
うるおいキープとターンオーバーの活性化のために、栄養をきちんと与える
★整える
細胞を活性化させるために、血液やリンパの流れを整える
(老廃物が排出されやすくなります)
この3つに気をつけます。
どれが欠けてもいけません、3つ揃ってセットです。
美白はニキビケアなどと違って、なかなか効果が出にくいものです。よっぽど余裕があるときは別ですが、なかなか効果が表れないと焦ってしまいます。
そんなときは、周りの人の声を参考にするようにしましょう。自分ではなかなか気付きにくいことでも、第三者の目から見ると、改善した点・悪化した点が見えやすいものです。
見られている、という適度な緊張感は肌に良い影響を与えるものなので、ダブルで効果があります!
親しい友人どうして、お互いに厳しい意見を言い合って、一緒に美白をめざすのも素敵ですね。
また、今まで使っていたファンデーションが他の肌の色と違ってきたときも、変化の見極めになります。