筋肉のゆるみ改善で小顔に

体重が増えたわけでもないのに、周りに「最近太った?」と言われて落ち込んだ経験はありませんか?

それは筋肉のゆるみが原因かもしれません。サスペンダーとして作用していた表情筋が衰えて、頬やアゴがたるんでしまい、太ったように見えてしまうのです。

筋肉の緩みは、年齢を重ねた人ばかりの問題ではありませんよ!

若くったって、笑ったり、怒ったり、悲しかったり、楽しかったりと喜怒哀楽に乏しい生活をしていると、筋肉はゆるんでくるのです。他の部分の筋肉と同じで、表情筋だって、使われなければ衰えてきます。

自宅と会社の往復だけで、最近楽しいことってゼンゼンない……という人、若いみそらで表情筋がすっかり衰えてしまっているかもしれません。

うつうつとした生活を送っている人は、生き生きと生活している人に比べて、「ふけこんでいる」と言われるものですが、表情筋の衰えも関係しているのかもしれませんね。

年齢にかかわらず、筋肉の緩みは女性にとって注意しなければいけない問題なのです。

一番ダイレクトに効くのは表情筋トレーニングです。

表情筋トレーニングは、
①足を肩幅に開き、背筋を伸ばして立つ
②目をゆっくり閉じ、5秒間力を入れてギュッと強く閉じる
※3~5回繰り返します
③首の前の筋肉が伸ばすようにして顎を上に曲げる
④顔全体の筋肉を動かすつもりで「あ・う・お」とゆっくり発音
※大げさに口を動かしましょう
⑤顔をした向きにして、「い・え」とゆっくり発音
※これも口を大きく開く

という風にして行います。朝と夜(入浴後)の2回行います。

朝は睡眠中に硬くなった表情を崩す効果、夜は入浴後、筋肉が柔らかくなったところでさらに効果をあげるために行います。

2週間程度で頬やあごのたるみが改善されているはずです!

特別なトレーニングとして考えず、大きく笑い、大きく口を開けて喋るといった普段のしぐさでも表情筋を鍛えることもできます。

食生活にも気を使いましょう。以下のような食品が効果的です。

★コラーゲン
豚骨スープ、鳥皮、ゼリーなどに多く含まれています。コラーゲンは弾力性組織、柔軟組織をつくるもとになります。ほうれい線対策にもなります。

★ビタミンA
うなぎ、レバーなどに多く含まれています。抗酸化ビタミンなので、たるみにまけない元気なお肌が作られます。

★ビタミンC
オレンジ、ブロッコリーなどに含まれています。やはり抗酸化ビタミンです。

これらの食品を集中的に食べるのではなく、バランスよく考えた食事にプラスするという考え方がおすすめです。

いろいろな栄養分をとることで、相乗効果が高まります。

ちなみにコラーゲンは、それだけ食べても吸収されにくいので、補酵素として働くビタミンCと一緒に食べるようにしましょう。

顔は人の目に一番つきやすいものだし、隠したくても隠せません。

だからこそしっかりとしたケアが必要になります。

たるみによる顔太りはちょっと複雑で、ダイエットして体重を減らしたとしても、栄養が届かずに筋肉が衰えればたるみは加速してしまいます。

表情筋体操と食生活改善でたるみを解消、小顔を目指しましょう!