カラーファンデを活用する

ベースメイクとして使うファンデーションは、ベージュカラーが基本です。肌の色合いによって、ライトベージュ、ミディアムベージュ、オークルなどに分かれています。

もともとの肌の色と違和感がないファンデーションを選びましょう。

たまに、肌を白く見せようとして首から下の色とゼンゼン違う色合いのファンデーションを使っている人がいますが、かえって違和感を強調してしまうだけなので、やめておきましょう。

大切なのはナチュラルさです。「ナチュラルメイクが好き」というのが、世の男性たちの一般的な意見です。

小麦色の肌なら、その健康さを引き立たせるような色合いのファンデーションの方がずっと素敵です。

どうしても美白になりたい人は、まず基礎化粧品でもともとの肌を美白するのが先です。それで、様子を見ながら1段だけ明るいファンデ―ションをつけてみる。順序を追って美白を目指すのが大切です。

そうしたベースカラーの選び方も大切ながら、コントロールカラーとしてカラーファンデーションをプラスすると、さらに美肌に見せられます!

イエロー、グリーンなどいろいろな色のカラーファンデーションが発売されてますよね?

けっこうビビッドな色なので、「え、こんなのお肌につけて大丈夫なの?」と思ってしまいますが、少量を手に取ったのせた後、ベースカラーで肌を整えただけで、ウソみたいに気になる部分をカバーできるんです!

ベースカラーを重ね塗りするよりも、目的に応じたカラーファンデーションを少量のせるほうがファンデーションも時間も節約できます。

気になる部分に効果的なカラーファンデーションは、

★シミ・くすみ・目の周りのクマ…イエローを使う
★赤ら顔…気になる部分にグリーンを使う
★黄色い顔…全体にうすーくパープルをのせる
★青白いお肌…目の下から頬の上にかけてピンクを使う
★あざ・傷跡・ニキビ跡・ほくろなど…コンシーラーを使う

という感じです!

コンシーラーはカラーファンデーションではなくて、カバー力の強いファンデーションのことです。ベーシックなベージュカラーですが、カバー力は普通のファンデーションとゼンゼン違います。

ただ、そのカバー力の強さゆえ、上手に使わないと不自然になってしまいます。

コンシーラーを使うときは、次の点に注意します。

・いきなり全部塗らない
(綿棒を使って、時間をかけて少しずつ伸ばしていきます)

・広がり過ぎに注意する
(あくまで気になる部分だけですよ!)

・その後のファンデーションはのせない
(パウダーで抑えるようになじませましょう)

コンシーラーが先で、その後、パウダーで薄くカバーをかけるというイメージです。

コンシーラーもカラーファンデーションも、便利なアイテムですが、効果が高いぶん肌への刺激も強くなりがちなので、合成添加物不使用の、肌に優しいものを選びたいですね。

便利なアイテムをベースカラーと組み合わせて、上手に気になる部分を隠しましょう!