アイメイクで憧れ目元になる

目の悩みって、誰でも多かれ少なかれあるものですよね。

例えばタレ目さんなら、「もっとキリリとした目になりたい」と悩んでしまうし、ツリ目さんなら、「もっと柔らかくて、女の子らしい目になりたい」と悩んでしまいます。

一重さんは「ぱっちりした二重まぶたになりたい」と悩んでしまうし、細目さんは「もっと丸くてぱっちりした目になりたい」と悩んでしまいます。

目の悩みは尽きないものです。

でも大丈夫です。

アイメイクを工夫することで、こういう「ないものねだり」的な願いをかなえることができるのです!

タイプ別に見ていきましょう。

★タレ目のあなた
上まぶたの外側(耳寄り)に、上まぶたの内側(一番高いところ)からの延長線と、下まぶたのラインの延長線をイメージしたラインをつなげる

外側ほど濃く、内側ほど薄くなるようにアイシャドウをのせる

下まぶたの内側にわずかに濃くのせる

ツリ目のラインを淡く描くような感じですね。こうすると、目が上がってキリリとして見えるのです!

★ツリ目のあなた
上まぶたの内側(目寄り)と下まぶたの外側(耳寄り)を太めに描く

上まぶたの外側のカーブの延長線ではなく(ツリ目のラインですからね)、少し下げた角度にアイシャドウをつける

目頭の上まぶたから垂直にシャドウを入れて、上まぶたの外側からのカーブより少し上げて描いた線とつなげる

タレ目のラインを淡く描くような感じですね。こうすると、優しくて女の子らしい目になります!

★一重のあなた(タレ目の人限定)
極細の筆で二重のライン(Wライン)を引く(上がりながら引く、でもなるべく目の際に沿って)

引いたラインから下にぼかす(ミリ単位のボカシなので慎重に!)

こうすると、アイラインと二重のラインの間に明るいところができて、二重っぽく見せられます!

これは集中してやりましょう。

目を開けた時に両方のラインが1ミリ以内になるようにするとキレイに見えます。

★細目のあなた
アイラインにくっつくくらいのアイシャドウを、真ん中に太めに描く

淡い色のアイシャドウで目の真ん中が高くなるように描く(マーブル・アイといいます)

アイシャドウを全体にぼかす(両端を濃く、でっぱっている内側を薄く。こうすると立体感のあるホリの深い目になります)

こうすると、ぱっちりした目になります!

ちょっと工夫するだけで、なりたい目元に近づけることができるようになります。

生まれながらのものだとあきらめないで、チャレンジしてみることが大切ですね!

文字通り、お化粧とは「メイク」するものなんですから。

その日の気分によって、今日はツリ目、今日はタレ目と変えてみるのも楽しそうですね?

ツリ目に悩んでいた人も、タレ目のアイメイクをしてみたら、

実は似合わなかった!
私に似合うのはツリ目の方だった!

と新しい発見があるかもしれません。そうなると悩みも解消してしまいます。

なんにしても、せっかく女の子に生まれたのですから、楽しく生きなきゃ損ですよね?

ぜひチャレンジしてみてください!

カラーファンデを活用する

ベースメイクとして使うファンデーションは、ベージュカラーが基本です。肌の色合いによって、ライトベージュ、ミディアムベージュ、オークルなどに分かれています。

もともとの肌の色と違和感がないファンデーションを選びましょう。

たまに、肌を白く見せようとして首から下の色とゼンゼン違う色合いのファンデーションを使っている人がいますが、かえって違和感を強調してしまうだけなので、やめておきましょう。

大切なのはナチュラルさです。「ナチュラルメイクが好き」というのが、世の男性たちの一般的な意見です。

小麦色の肌なら、その健康さを引き立たせるような色合いのファンデーションの方がずっと素敵です。

どうしても美白になりたい人は、まず基礎化粧品でもともとの肌を美白するのが先です。それで、様子を見ながら1段だけ明るいファンデ―ションをつけてみる。順序を追って美白を目指すのが大切です。

そうしたベースカラーの選び方も大切ながら、コントロールカラーとしてカラーファンデーションをプラスすると、さらに美肌に見せられます!

イエロー、グリーンなどいろいろな色のカラーファンデーションが発売されてますよね?

けっこうビビッドな色なので、「え、こんなのお肌につけて大丈夫なの?」と思ってしまいますが、少量を手に取ったのせた後、ベースカラーで肌を整えただけで、ウソみたいに気になる部分をカバーできるんです!

ベースカラーを重ね塗りするよりも、目的に応じたカラーファンデーションを少量のせるほうがファンデーションも時間も節約できます。

気になる部分に効果的なカラーファンデーションは、

★シミ・くすみ・目の周りのクマ…イエローを使う
★赤ら顔…気になる部分にグリーンを使う
★黄色い顔…全体にうすーくパープルをのせる
★青白いお肌…目の下から頬の上にかけてピンクを使う
★あざ・傷跡・ニキビ跡・ほくろなど…コンシーラーを使う

という感じです!

コンシーラーはカラーファンデーションではなくて、カバー力の強いファンデーションのことです。ベーシックなベージュカラーですが、カバー力は普通のファンデーションとゼンゼン違います。

ただ、そのカバー力の強さゆえ、上手に使わないと不自然になってしまいます。

コンシーラーを使うときは、次の点に注意します。

・いきなり全部塗らない
(綿棒を使って、時間をかけて少しずつ伸ばしていきます)

・広がり過ぎに注意する
(あくまで気になる部分だけですよ!)

・その後のファンデーションはのせない
(パウダーで抑えるようになじませましょう)

コンシーラーが先で、その後、パウダーで薄くカバーをかけるというイメージです。

コンシーラーもカラーファンデーションも、便利なアイテムですが、効果が高いぶん肌への刺激も強くなりがちなので、合成添加物不使用の、肌に優しいものを選びたいですね。

便利なアイテムをベースカラーと組み合わせて、上手に気になる部分を隠しましょう!

ファンデーションで小顔に見せる

ファンデーションはメイクするときに欠かせません。

かさかさしていたお肌も、気になるシミも、ファンデーションをつけるとすっきりとキレイになります。

でもファンデーションは、肌をキレイに見せるだけじゃなくて、小顔に見せたい時も、とっても心強い味方なのです!

トータルな美しさを得るために、小顔というのは大切要素です。

せっかくかわいい服を着ても、等身大の鏡の前に立って見ていたら、なんだか頭だけ大きくてキマらない、なんてことはよくあります。

これが小顔ならすっきりキマります。

かわいい服を楽しむためにも、小顔メイクをマスターしましょう!

小顔は立体感を利用して作ります。屋内で写真を撮ると、フラッシュがたかれますよね。この写真を見てみると、手前が明るく、奥が暗く見えるのがわかります。

この原理を利用してファンデーションを塗ります。

顔を正面から撮った写真を見てみると、鼻筋から口にかけて、あるいは両目から下にかけての部分が明るいのがわかります。目じりから外側は、徐々に暗くなっていきます。これは骨格に沿ってできる陰影です。中に入っている頭蓋骨のカーブに沿った陰影です。小顔、いわゆるスタイルがいいと言われている人は、このカーブが急角度です。

だから、小顔を作るには、さっきの立体感の原理を利用して、カーブしている部分に、お肌よりも暗めのファンデーションを置いて外方向に伸ばすといいのです!

反対に、鼻筋から口、両目から下の部分は、明るめのファンデーションを伸ばします。

そして、境目のところのファンデーションを馴染ませて、自然な感じに仕上げれば、小顔の完成です!奥行きが強調されて、顔の形がコンパクトも見えるというわけです。

わかりやすく書くと、

鼻筋から口、両目から下…明るめのファンデ
目じりより外側…暗めのファンデ
2色の境目…自然な感じになじませる

のような感じです!

この立体感を利用して、目鼻立ちの整った顔をメイクしてみましょう!

出ているように見せたいところに明るいファンデーション、へこんでいるように見せたいところに暗めのファンデーションをのせます。

出っ張っているように見せたいところはTゾーンですね?

ここに明るめのファンデーションをのせます。

眼窩(がんか)とアイホールは、上まぶたは窪んでほしいですが、下まぶたは窪んでほしくありません。

そこで上まぶたに明るいファンデーション、下まぶたに暗いファンデーションをのせます。

目そのものの立体感も大切なので、まぶたの真ん中は明るいファンデーションをのせます!

そして鼻筋のサイドに自然な感じでつなげるようにします。

わかりやすく書くと、

Tゾーン…明るめのファンデ

上まぶた…暗めのファンデ
下まぶた…明るめのファンデ
まぶたの真ん中…明るめのファンデ

のような感じです!

これで小顔・ホリの深い顔立ちの完成です。

いつものメイクに、ちょっとアイデアをプラスするだけなので、とっても簡単にできる方法でしょう?

特別なテクニックが必要なわけでもなく、立体感の作り方を「知っている」か「知っていないか」だけの違いで、すぐに実践できてしまうのです。1~2分程度あればいいだけなので、ぜひ試してみてください!